はじめまして。当サイトを運営しているfukuと申します。当サイトの目的は、「転職で悩んでいる人に考えるヒントを感じてもらうこと」です。
私は新卒で東証一部上場の大手SIerになんとなく入社しましたが、日に日に自身の成長が感じなくなっていく危機感から、入社5年目で転職を決意しました。その転職は成功し、従業員数30人程度のWebマーケティング会社にコンサルタントとして入社しましたが、1年半で再び転職。現在は、東証一部上場のSaaSベンダーでカスタマーサクセス職として働いています。
- 【業界】SI → Webマーケ → SaaS
- 【職種】営業 → コンサル → カスタマーサクセス
- 【会社規模】一部上場 → ベンチャー → 一部上場
当サイトでは、私が転職を重ねるなかで培ったノウハウやこれまでキャリアチェンジしてきた理由、大企業・ベンチャー両方で働いてみて感じたことなどを綴っています。キャリアは人それぞれで正しいものなんてありませんが、自身のキャリアや転職について悩んでいる人の一助となれば幸いです。
このページでは、私の経歴をざっくりまとめています。要約すると、私はごくありふれた人間で、社会人になるまで自身のキャリアについて深く考えることはなかった怠け者です。
生まれ
小売りの自営業している家庭に誕生。私の家系は代々自営業を引き継いでおり、両親が3代目。(このおかげで、私はサラリーマンの存在や働き方を全く知らずに、大学生まで過ごすことに)
小学生時代
地元の公立小学校に進学。家業を継ぐとか将来のことは全く考えず、放課後はほぼ友達と遊んでいました。学校近くの公園で缶蹴りやサッカーしたり、遊戯王やデュエマ、スマブラ64、ポケモンなどのゲームをしたり。特にハマったのは、ロックマンエグゼというゲーム。メイルちゃんかわいい。(任天堂スイッチで再販してほしい)
中学生時代
地元の公立中学校に進学。小学校と学区が同じで、小学校の同級生はみんなこの中学校に進学するので、完全に小学校の延長でした。ただ、自身の将来を考えるという点において、転機が訪れました。父が「13歳のハローワーク(著:村上龍)」という本を買ってきたのです。この本を一言で表すと、職業図鑑です。医者・パイロット・花火職人など、世の中の様々な専門職を紹介しています。
このおかげで、私は「世の中には専門職しかない」という、とんでもない勘違いをすることに。(この誤認は大学生まで続く)
高校生時代
地元の公立高校に進学。高校1年後半の文理選択では、「数学ができない」という理由だけで、文系を選びました(今振り返ると、本当に後悔しかない…)。高校卒業後の進路を考え始めたのは、3年生になってから。大学進学することは両親と合意していましたが、学部選びにはかなり苦労しました。祖父母も両親も大学には進学していなかったので、「経営学部に行きたい」と言えば「将来起業したいの?社長になりたいのか!?」と騒がれ、「法学部に行きたい」と言えば「弁護士になるのか!!」と騒ぎ立てられました。
私もサラリーマンとしての働き方は全く知らず、目指したい専門職もなかったので、「法曹になりたい!」と適当なことを言って、法学部に進みます。
大学生時代
都内の私立大学に進学。ただ、大学生ならではのコミュニティづくり(ウェーイ系な過ごし方)は私の性格に合わず、かといって、勉学に打ち込むわけでもなく、飲食店でのアルバイトとゲーム漬けの日々を送りました。
特にハマったのがポケモンで、個体値や努力値という概念を初めて知り、とんでもない奥深さを感じて、廃人ポケモントレーナーをしていました。サラリーマンという働き方を知ったのは、大学2年生になったあたり。法曹を目指していたわけではなかったので、私はサラリーマンになることを決意します。
とにかく私の意識は低く、行き当たりばったりだったので、インターンはしませんでした(というより、就活開始直前までインターンという制度を知らなかった)
就活
両親が接客業をしているため、「顧客を知らずに商売ができるわけがない」というすりこみがあり、なんとなく顧客と接する機会が多そうな営業職に絞って就活。しばらく営業職として働いて、その道を極めたくなったら極めればいいし、他にやりたいことが見つかったら、転職すればいいだろうくらいに考えていました。
色々な会社の説明会に参加した結果、選考に応募するのは、無形商材の業界に絞り、最終的には独立系SIer一本に絞ることに。有形商材の営業は、営業として働くにはストレスが強そう(顧客に対して適切とは思えないものを売り込みに行くシーンがありそう)だったから。
反対に、独立系Sierは、メーカー系・ユーザー系よりしがらみがなさそう&無形商材なので、顧客に対して最適な提案ができるし、営業としても力をつけやすそうだなと。結果的に、第一志望の独立系Sierに内定をもらいます。
社会人時代
1社目:独立系SIer
東証一部上場の大手独立系SIerにアカウント営業として勤務。人間関係や給料などもよく、いわゆるホワイト企業だったのですが、日に日に自身の成長を感じられなくなり、入社4年目に転職を検討開始。
当時私は、年間取引額が数十億円規模の大手取引先を担当していたのですが、とにかく人間関係がすべてで、それがめちゃくちゃストレスでした。どんなに人としてだらしなくても、専門性が無くても、顧客との人間関係さえ良ければ、売上が上がるみたいな。私自身、顧客折衝は好きだったのですが、これは度を越えているなと。
その人間関係は、その顧客を担当している間しか役に立たないし、このままだと今の会社でしか生きていけない、何の専門性もないおじさんになりそうだったので、入社5年目で退職。自分一人でも生きていけるような専門性を身につけることが転職の目的でした。
2社目:Webマーケティング会社
Webマーケティングベンチャーのコンサルタントとして勤務。自分のスキルが成果に直結するので、Webマーケ以外にも、経営やマーケ、行動経済学など、実務に活かせそうな本は読み漁りました。
自身のスキル・専門性で稼ぐという働き方はかなり刺激的で楽しかったのですが、自分の視野が広がるにつれて、支援会社ではなく事業会社という立場で、もっと幅広くマーケに関わりたいと考えるようになりました。あと、ベンチャーなので仕方ないかもですが、給料が低い(前職比で年収250万円程度ダウンしていました…)。
ということで、「事業会社としてマーケティングに関わる」+「年収を上げる」を狙い、入社1年半で再び転職。
3社目:SaaSベンダー(←今ココ)
東証一部上場のSaaSベンダーにカスタマーサクセスとして勤務。顧客と関わりながら、製品開発にも関与でき、市場の将来性も高そうだったことが、入社の決め手でした。
実際の働き方としても、営業とコンサルの楽しさを良い所を取った(顧客折衝+分析業務)感じで、めちゃくちゃ楽しいです。年収も400万円程度上がり、家庭の将来設計もできるようになりました。
今のところは、この会社で骨を埋めるつもりで働いています。